今回撮りたかったのは、オオルリ、ミソサザイのさえずり、フデリンドウの開花、オトシブミのゆりかご作りの4つでした。
5日の朝、フデリンドウの開花を2時間ほど待ち、どうにか撮影に成功。
しかし、横から撮りすぎたため7日にもう一度撮影しました。
フデリンドウは、すでに終盤のようで5日に開いた花が7日には開かなかったり、なかなか狙いどうりにいきませんでした。
この時期、ミソサザイの声はあちこちで聞こえるのですが、撮影しやすい場所にはなかなかとまってくれません。
この日見つけた場所は、手前のヤブに隠れて待っているとすぐ近くでさえずってくれ、ゆっくりと撮影ができました。
桐の木は、以前に2回ほど切ったのですが何度切ってもすぐに生えて大きくなってしまいます。ケヤキの木もいつの間にか大きくなって、このまま放置すると浄化槽を壊してしまいそうなので切ったのですが、根っこまで枯らすのは大変みたいです。
7日も朝からフデリンドウの開花を撮って、その後オオルリを探しました。
ミソサザイほどではないですが、オオルリのさえずりもあちこちで聞こえます。
声は聞こえても簡単に撮れるわけではないので、オオルリの声のする所で待つつもりで歩いていました。
すると、声より先に青い姿が目にとまったのです。
ほとんどの場合、目があった瞬間に逃げられてしまうのですが、このときは手前の低木がブラインドになって気が付かれていないようでした。
なんという幸運。背景もきれいにボケて、いい感じで撮影ができました。
これで、さえずってくれれば完璧なのですが、贅沢はいえません。
あとで動画で確認すると、小さな声さえずっていました。
一度家に帰って食事をし、3時過ぎからオトシブミの撮影のため岩湧山の四季彩館へ。
今日は森のカフェが営業中で、コーヒーを飲みながらオトシブミを撮影します。
四季彩館前のコナラの木でオトシブミを探すと、残念ながら低い位置にはいませんでした。
しかしこれも想定内で、用意した大型三脚で高い位置のオトシブミを狙います。
そんなに大きなコナラでないので、なんとか射程内で撮影できました。
風があって、少しでも揺れるとピントがずれてしまうのですが、揺れていないところを使って動画も編集できました。
最後の切り落とすシーンだけはワンチャンスなので、風で揺れるとアウトだったのですが、うまい具合に風がとまってくれました。
目標だった4個の課題をすべてクリアでき、充実した連休後半でした。